夏野菜の中でも人気のピーマン。
BBQでも大活躍なので、家庭菜園をやっていればぜひ育てたくなりますよね。
しかしピーマンのプランター栽培をしてみて、失敗した方もかなりいるのではないでしょうか。
この記事では、私が実際にピーマンのプランター栽培を失敗した実体験を元に、その原因を解説していきます。
ぜひ今後の参考にしていただきますと幸いです。
Contents
ピーマンをプランターで育ててみた結果
私がピーマンをプランターで育ててみた結果、下の画像のようにひどい有様になってしまいました。
最初は10個ほど実がなり収穫もできたのですが、7月の終わり頃になると次第に枯れていってしまいました。
ピーマンをプランターで育ててみた結果、教訓となったのは
ということです。
次からはなぜピーマンのプランター栽培が難しいのかを、実体験で得た経験を元に解説していきます。
ピーマンがプランター栽培で枯れてしまう原因を実体験から考察
ピーマンのプランター栽培が難しい理由を、私は実体験から次のように考えています。
- 水やりの頻度
- プランターの置き場所
プランター栽培でピーマンが枯れた原因:水やりの頻度
プランター栽培で難しいと感じたのは水やりです。
地植え(畑)の場合は基本水やりをしなくてもピーマンは勝手に育っていくのですが、プランターの場合はそうはいきません。
定期的に水をあげる必要があるのですが、頻度が多すぎれば根が腐ってしまいピーマンは弱ってしまいます。
私の場合、真夏はピーマンも水を欲しがると思い、この時期は朝と夕方の2回水をあげていました。
しかし、結果として1日2回の水やりはピーマンにとっては多すぎでした。
というのも家庭菜園の初心者に重宝されるアースガーデンのLINEサービスに質問をしてみたところ、次のような回答が返ってきたのです。
答えてくれたのは、アースガーデンのキャラクター「まもるくん」です。
以下、まもるくんとの会話内容です。
まもるくん:日は1日のうち、何時頃当たるかな?お水やりはどうかな?
私:日には8時~13時くらいまでは当たっていると思います。水やりは雨が降らなければ朝夕の2回あげています。
まもるくん:お水やりは土が乾いたのを確認してからあげているかな?
私:一応土の表面が乾いているのは確認しています。人差し指を第一関節くらいまで入れると湿ってはいます。
まもるくん:お水やりは土が乾いたのを確認してからたっぷりとあげるといいんだな。土がまだ湿っている状態のときにお水やりをしたことで過水になっているようなんだな。
アースガーデンによるとギリギリまで待ってから水をたっぷりあげるのがポイントとのことでしたが、普段の仕事もある私には水の管理は非常に難しいと感じました。
ちなみにほうれん草のようなすぐに収穫できる野菜については、それほど水やりの頻度を気にすることなく育てることができます。
ピーマンは苗を植え付けてから3~4ヶ月ほど育てる必要があるので、かなり水やりにはかなり気を遣ってやる必要があります。
プランター栽培でピーマンが枯れた原因:プランターの置き場所
ピーマンは夏野菜ですので、特に8月はプランターが熱くなりすぎないように配慮をする必要があります。
私はピーマンに日光ができるだけ当たることを考えて、我が家の砂利が敷いてある場所にプランターを置いていました。
後で知ったのですが、コンクリートや砂利は真夏の太陽によって高温になるため、そのような場所に置いたプランターはかなりの熱を持ってしまいます。
それを防ぐためにはプランターを土の上に置くか、プランターを置く台(ホームセンターなどに売っています)を設置して、プランターの温度を適切に保つ必要があったのです。
ピーマンのプランター栽培を成功させるためには
このような失敗を教訓にすると、ピーマンのプランター栽培を成功させるためには
- 適切な水やり
- プランターの温度管理
が必要になってきます。
プランターの温度管理については置き場所や台の設置で解決できますが、水やりについては家を空けることが多い方にとっては難しいのではないでしょうか。
地植えならば上記のことを考慮する必要はなくなるので、ピーマンの栽培難易度はグッと下がります。
従って、特別な事情がなければピーマンの栽培は地植えで行うことをオススメします。
まとめ ピーマンのプランター栽培はシビアな管理が必要だった
今回はプランターによるピーマンの栽培が失敗してしまった理由について解説をしてきました。
その理由は
- 水やりの頻度
- プランターの置き場所
にあることが、実体験からわかりました。
ピーマンのように栽培期間が長い野菜を育てるときはできるだけ地植えで行うことをオススメしますが、プランターで育てる場合は上記に気をつけてやってみてください。