ミニトマトは家庭菜園をする人なら必ずと言っていいほど栽培に挑戦する野菜の1つです。
私が住んでいる石川県でも4月下旬にはホームセンターやJAでミニトマトの苗が売られ、多くの人が買い求めます。
しかし石川県を始めとする北陸地方だと、ミニトマトを4月下旬頃に植え付けるのは少し早い場合があります。
私は寒い地域ではゴールデンウィーク後に植え付けるのがよいと結論づけているのですが、今回はその理由を実体験を元に解説していきます。
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ミニトマトの植え付け後に白い斑点が出現!
私がミニトマトの苗を購入後、すぐに植え付けて現れた異変がこちらです。
このように葉に白い点々が現れたのです。
インターネットでミニトマトの白い斑点について調べると「うどんこ病」という病気について書いてあるサイトが出てくるのですが、どうもそれとは違うようでした。
もしかすると別の病気かもしれないと思い、家庭菜園の困りごとに親身に相談にのってくれるアースガーデンのLINEサービスに問い合合わせてみることにしました。
北陸地方のような寒い地域ではミニトマトをGW明けに植えるべき理由
アース製薬のキャラクター「まもるくん」が下の画像のように回答をしてくれました。
以下、会話の内容です。
私:トマトの苗を植えて1週間ほど経つのですが、葉に白い斑点がみられます。うどんこ病でしょうか?
まもるくん:白いところは粉がかかったようになっているかな?
私:触ってみたところ、何かがつくことはありませんが…どちらかというと葉が削れているようにも見えます
まもるくん:最近寒かったことはあるかな?
私:この1週間で最低気温が7℃程度の日が2日はありました。
まもるくん:トマトの葉っぱの白い部分は粉がかかっているようではないのでうどん粉病ではないと思われるんだな。
まもるくん:寒い日が2日ほどあったとのことなので、おそらく、トマトには寒すぎたのかもしれないんだな。
まもるくん:トマトは低温にあたると写真のように葉が白くなることがあるようなんだな。
このように「まもるくん」から返ってきた回答は、ミニトマトにとって気温が低すぎたためというものでした。
というのも私が住む石川県では4月下旬はまだまだ寒く、夜間の気温が一桁になる日は珍しくないのです。
トマトは夏野菜なので寒い気温は苦手です。
まもるくんによると、夜間の寒さがミニトマトにとってはストレスとなってしまい、それが白い点々となって葉に現れてしまった、ということでした。
北陸地方ではゴールデンウィークが明けであれば夜間でも15℃以上になります。
したがって私は5月上旬から中旬にかけてミニトマトの植え付けを行うようにしています。
ミニトマトの苗の購入はお早めに!
ミニトマトは暖かくなってから植えるのがよいと説明してきましたが、苗を購入するのは4月中に行うべきです。
その理由はゴールデンウィーク付近になると、良い苗は売れてしまうからです。
5月上旬に置いてあるミニトマトの苗をホームセンターやJAで見てみると、ひょろひょろと弱った苗や葉の色が黄色になってしまっている苗が多く店頭に並んでいるのがわかります。
そのようなミニトマトの苗を植えると、思うように育たずに枯れてしまうことも考えられます。
そのため私は元気な苗を購入するために4月下旬にミニトマトの苗を購入し、1~2週間はそのままポッドで育てるようにしています。
ミニトマトは暖かい気候が好きなので、私は日中はポッドを外に出して苗に日光を浴びせています。
そして夜間は屋内に入れて(私は玄関に置いています)、ミニトマトにストレスを与えないように気を付けています。
ぜひ参考にしてくださいね!
まとめ 北陸地方ではミニトマトは暖かくなってから植えよう
今回は北陸地方ではミニトマトをゴールデンウィーク明けに植えるべき理由について解説をしました。
その理由は、ミニトマトは寒さに弱い野菜なので、最低気温が一桁になるような時期はまだ植え付け時期には適さないためでした。
しかし苗の購入は、元気なものを選ぶために早めに行動することをオススメしています。
植え付けまでの保管は少し手間がかかりますが、これも家庭菜園の作業の1つと割り切って、大事にミニトマトの苗を育ててくださいね!